牢問ろうど)” の例文
やがては牢問ろうどいにもかけられなければならない、そこをよく思案したうえ、仔細を残らず話したらどうだ
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
世間では普通に拷問と呼んでいるが、奉行所の正しい記録によると、笞打、石抱き、海老責の三種を責問せめもん、または牢問ろうどいと云い、釣し責だけを拷問というのである。
拷問の話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)