牛額うしびたい)” の例文
松葉の枯れ落ちた中に僅かに数本の黄しめじと、牛額うしびたいとしか得られなかった。それから笹の葉の間なぞを分けて「部分木ぶぶんぼくの林」ととなえる方に進み入った。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
西はめずらしそうに、牛額うしびたいと称するきのこの塩漬などを試みながら
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)