“片貝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたかい66.7%
かたがひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千葉で十五分待って、それから勝浦かつうら行に乗りかえ、夕方、片貝かたかいにつく。ところが、バスが無い。最終のバスが、三十分前に出てしまったというのだ。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
三浦義澄に片貝かたかいという侍女があったが、これが絶世の美女である。義澄はこれに手をつけたからその女房、つまり二人の叔母に当る人がヤキモチをやき、もめている最中であった。
曽我の暴れん坊 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
東金とうがね監視隊本部報告。両翼を大破せる敵重爆一機、只今、九十九里海岸片貝かたがひ町の海上に不時着。直ちに、その乗組員四名を捕虜とす。