“爺親(おやじ)” の例文
爺親(おやじ)の血を受けて、意志の強い比較的厳格な奴を、先(ま)ずオペラへ引きだして、その座の人気役者で腕の凄い女に関係さして、その手でうんと金を絞らしたら、奴(やっこ)さん苦しくなり
雨夜草紙 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「それは、いろいろ、それは商売のことで、やりくりがあるものですから、何人(だれ)にも知らさずに引越して来たのです、それは爺親(おやじ)も知っております、爺親に聞いてくれたら判ります」
藍瓶 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「この畜生、爺親(おやじ)を噛み殺したから、殺すところだ」
虎媛 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)