トップ
>
燿々
>
ようよう
ふりがな文庫
“
燿々
(
ようよう
)” の例文
青か赤かむらさきか? なんとも
見定
(
みさだ
)
めのつかない火の色、
燿々
(
ようよう
)
とめぐる
火焔車
(
かえんぐるま
)
のように、虚空に円をえがいて
馳
(
か
)
けだしてきた!
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
欄を濡らしている涙の下は、元日の明るい陽を
燿々
(
ようよう
)
と乗せて、無限の希望へかがやいて行く
若水
(
わかみず
)
のせせらぎであったが。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白い虹といおうか、
彗星
(
ほうきぼし
)
の尾のような光が、有範
朝臣
(
あそん
)
の
屋
(
や
)
の
棟
(
むね
)
とおぼしい辺りから
燿々
(
ようよう
)
と
映
(
さ
)
して、二人が、(あっ?)といった間に、眼を
拭
(
ぬぐ
)
ってみれば、何事にも思えない元の闇なのであった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
燿
漢検1級
部首:⽕
18画
々
3画
“燿”で始まる語句
燿
燿奕
燿子
燿蔵
燿灼的