熱河ねっか)” の例文
所詮、かなわぬ敵と怖れて、袁尚はいち早く、遼西りょうせい熱河ねっか地方)へさして逃げのび、州の別駕、韓珩かんこう一族は、城を開いて、曹操に降った。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いま、袁煕えんき袁尚えんしょうの兄弟は、遼西りょうせい烏丸うがん熱河ねっか地方)におるという。この際、放棄しておいては、後日の禍いになろう。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)