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熒々
ふりがな文庫
“熒々”の読み方と例文
読み方
割合
けいけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいけい
(逆引き)
ようやく、幾町かの一部出来かけた堤の新しい土の山に立って、その怖ろしげな眼を、数千の人夫のうえに、
熒々
(
けいけい
)
とくばった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わたくしは枯蘆の中の水たまりに
宵
(
よい
)
の
明星
(
みょうじょう
)
が
熒々
(
けいけい
)
として浮いているのに、覚えず立止って、出来もせぬ俳句を考えたりする
中
(
うち
)
、先へ行く女の姿は早くも夕闇の中にかくれてしまったが
元八まん
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
熒々
(
けいけい
)
と光りを放つ
双眸
(
そうぼう
)
も、すべてが
逞
(
たくま
)
しい力感に充ち
溢
(
あふ
)
れていた。
荒法師
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
熒々(けいけい)の例文をもっと
(10作品)
見る
熒
部首:⽕
14画
々
3画
“熒”で始まる語句
熒惑星
熒
熒星
熒光
熒惑
熒熒
熒眼
“熒々”のふりがなが多い著者
吉川英治
永井荷風
山本周五郎