“熒光”の読み方と例文
読み方割合
けいこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無量の感慨——一念の熒光けいこう——眼にみなぎって黙礼の会釈は舌火を飛ばすに優る凄味。スックと立った途端に二本の木剣から風のごとき唸りを生じた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その眸は、赤い熒光けいこうを放ったように見えた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)