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煩多
ふりがな文庫
“煩多”の読み方と例文
読み方
割合
はんた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんた
(逆引き)
それに道修町の時分にはまだ両親や兄弟達へ気がねがあったけれども一戸の
主
(
あるじ
)
となってからは潔癖と
我
(
わ
)
が
儘
(
まま
)
が
募
(
つの
)
る一方で佐助の用事はますます
煩多
(
はんた
)
を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
自由に対する慾望は、しかしながら、すでに
煩多
(
はんた
)
なる死法則を形成した保守的社会にありては、つねに
蛇蠍
(
だかつ
)
のごとく嫌われ、悪魔のごとく恐れらるる。
初めて見たる小樽
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
煩多(はんた)の例文をもっと
(2作品)
見る
煩
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
“煩”で始まる語句
煩
煩悶
煩悩
煩瑣
煩累
煩雑
煩惱
煩悩児
煩悩即菩提
煩労
“煩多”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
石川啄木