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焼杉
ふりがな文庫
“焼杉”の読み方と例文
読み方
割合
やきすぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やきすぎ
(逆引き)
それに
柄
(
え
)
は多く
焼杉
(
やきすぎ
)
を用いますので、どんな座敷で用いても悦ばれるでありましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
はじめは
口惜
(
くや
)
しがって、おれのつらを
引掻
(
ひっか
)
きやがったが、今では
阿魔
(
あま
)
め、おれの行くのを待遠しがっていやがる、そうなってみると、
焼杉
(
やきすぎ
)
の下駄の一足も買ってやらなきゃあ
冥利
(
みょうり
)
が悪いから
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
焼杉(やきすぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“焼杉”の解説
焼杉 (やきすぎ)とは、耐久性を増すために、杉板の表面を焼き焦がし炭素層を人為的に形成したもの。焼板ともいう。滋賀県より西の地域で使用される伝統技法で、外壁の下見板や土中に埋まる土留め板などに用いられる。東日本には伝わっておらず、関東地方で同様の仕上げをする場合には墨を塗る手法が用いられる。真っ黒な仕上げは世界的にも珍しいが、その起源や西日本にしか伝わっていない理由についてはあきらかになっていない。
(出典:Wikipedia)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
杉
常用漢字
中学
部首:⽊
7画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋
“焼杉”のふりがなが多い著者
柳宗悦
中里介山