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焼太刀
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やきだち
ふりがな文庫
“
焼太刀
(
やきだち
)” の例文
しかしある夜夢の中に、彼は山上の岩むらに立って、再び
高天原
(
たかまがはら
)
の国を眺めやった。高天原の国には日が当って、
天
(
あめ
)
の
安河
(
やすかわ
)
の大きな水が
焼太刀
(
やきだち
)
のごとく光っていた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼等は互に
競
(
きそ
)
い合って、同じ河の流れにしても、幅の広い所を飛び越えようとした。時によると不運な若者は、
焼太刀
(
やきだち
)
のように日を照り返した河の中へ
転
(
ころ
)
げ落ちて、
眩
(
まば
)
ゆい
水煙
(
みずけむり
)
を揚げる事もあった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋