“無瑾”の読み方と例文
読み方割合
むきず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お家を無瑾むきずかばって進ぜようと思うたればこそ、主水之介わざわざ参ったが、それをお出しとあらば致し方ござらぬわい。
「それがその千兩で、——無瑾むきずで可愛らしくて、申分の無い娘に、千兩の持參とは何んといふことです」
最後の予備隊、近衛このえ兵……をもくり出した。そして一目見ると、それらもやはり他の作品と同じく無瑾むきずではなかった。彼は読みつづけるだけの勇気がなかった。時々、読みやめては本を閉じた。