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無瑾
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むきず
ふりがな文庫
“
無瑾
(
むきず
)” の例文
お家を
無瑾
(
むきず
)
に
庇
(
かば
)
って進ぜようと思うたればこそ、主水之介わざわざ参ったが、それをお出しとあらば致し方ござらぬわい。
旗本退屈男:10 第十話 幽霊を買った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「それがその千兩で、——
無瑾
(
むきず
)
で可愛らしくて、申分の無い娘に、千兩の持參とは何んといふことです」
銭形平次捕物控:279 持参千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
最後の予備隊、
近衛
(
このえ
)
兵……をもくり出した。そして一目見ると、それらもやはり他の作品と同じく
無瑾
(
むきず
)
ではなかった。彼は読みつづけるだけの勇気がなかった。時々、読みやめては本を閉じた。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
死骸は玉のやうに
無瑾
(
むきず
)
でした。打ち見たところ一滴の血も、一髮の傷も其處にはなかつたのです。
銭形平次捕物控:162 娘と二千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
瑾
漢検1級
部首:⽟
15画
“無”で始まる語句
無
無暗
無頓着
無理
無垢
無花果
無事
無聊
無造作
無慙