“烏頭(うづ)” の例文
第一に枸杞(くこ)、第二に烏頭(うづ)、昔から仙藥と言ふものは澤山あるさうだが、そんなものを浴びるほど呑んだところで、人間は百まで生きるのが何萬人に一人もない。
芳香ある花柚(はなゆ)や、猛毒ある烏頭(うづ)は、春季には開花せぬものであるけれども、同じく花時に於て其の芳香をも猛毒をも其の花に存して居るがごとく、草木は其の開花抽芽の時に當つては
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
道庵は、多分田螺(たにし)を干して粉末(こな)にしたのと、毒草(どくさう)鳥兜(とりかぶと)か烏頭(うづ)だらうと申しますが、それを打ち明けると殺されるから、家へ歸つて研究すると言つて、首尾よく送り還されたさうで御座います