“烏巣”の読み方と例文
読み方割合
うそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここを離るること四十里、烏巣うそうの要害がありましょう。烏巣はすなわち袁紹の軍を養う糧米がたくわえある糧倉の所在地です。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
士気、用兵の敏捷びんしょう、もとより操としょうとの違いもありましょうが、要するに、曹軍の奇兵が、袁紹側の烏巣うそうの兵糧を焼き払ったことが、まずあの大捷を
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
張郃ちょうこう、高覧のふたりは、共に五千騎をひっさげて、官渡の敵陣を衝け。また、烏巣うそうの方面へは、兵一万を率いて、蒋奇しょうきが参ればよい。はやく行け、はやく」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)