トップ
>
灰吹
>
はいふ
ふりがな文庫
“
灰吹
(
はいふ
)” の例文
其
(
その
)
支度
(
したく
)
は
朝湯
(
あさゆ
)
にみがき
上
(
あ
)
げてと
霜
(
しも
)
氷
(
こほ
)
る
曉
(
あかつき
)
、あたゝかき
寢床
(
ねどこ
)
の
中
(
うち
)
より
御新造
(
ごしんぞ
)
灰吹
(
はいふ
)
きをたゝきて、これ/\と、
此詞
(
これ
)
が
目覺
(
めざま
)
しの
時計
(
とけい
)
より
胸
(
むね
)
にひゞきて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
あすこには
灰吹
(
はいふ
)
きがないそうだ。僕の友人があすこへ奉職をしている頃
吐月峰
(
とげつほう
)
の
印
(
いん
)
のある灰吹きを買いに出たところが、吐月峰どころか、灰吹と名づくべきものが一個もない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“灰吹”で始まる語句
灰吹銀
灰吹雪