“火団”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くわだん50.0%
ひのたま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母も、子と同じく、この時暗を衝いて心痛と危惧とに駆られ乍ら、火団くわだんを目がけて走つてゆく父の姿を思ひ浮べてゐるのであつた。
父の死 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
火星の方は石炭の燃える火団ひのたまの如しだ、全く燃えている様だ。
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)