濡燕ぬれつばめ)” の例文
美的修飾は贅沢のいいに非ず、破袴弊衣はこへいいも配合と調和によりては縮緬よりも友禅ゆうぜんよりも美なる事あり。名古屋山三なごやさんざ濡燕ぬれつばめの縫ひは美にして伊左衛門の紙衣かみこは美ならずとはいひ難し。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
根白柳ねじろやなぎ濡燕ぬれつばめ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)