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激潭
ふりがな文庫
“激潭”の読み方と例文
読み方
割合
げきたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げきたん
(逆引き)
四五日もかかって遡った急流
激潭
(
げきたん
)
を、タッタ一日で走り下って、エサウシ山下の谷山別荘に帰り着くと、人知れずホットしいしい、ウイスキーを飲んで眠ったものだそうです。
キチガイ地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
小脇差で、たった一打ちに、お八重の首を、ぶらんと、斬って伏せた一角は、どっどと、
雷
(
いかずち
)
にあわせて鳴る大谷川の
激潭
(
げきたん
)
のふちを、
蹌々
(
そうそう
)
と——
踉々
(
ろうろう
)
と——刃の血を、雨に、洗わせながら歩いて行く。
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
激潭(げきたん)の例文をもっと
(2作品)
見る
激
常用漢字
小6
部首:⽔
16画
潭
漢検1級
部首:⽔
15画
“激”で始まる語句
激
激昂
激励
激湍
激越
激浪
激怒
激流
激烈
激情
“激潭”のふりがなが多い著者
吉川英治
夢野久作