“漫歩(まんぽ)” の例文
過日絮談(じょだん)の折にお話したごとく某々氏等(ら)と瓢酒(ひょうしゅ)野蔬(やそ)で春郊(しゅんこう)漫歩(まんぽ)の半日を楽(たのし)もうと好晴の日に出掛(でか)ける、貴居(ききょ)はすでに都外故その節(せつ)お尋(たず)ねしてご誘引(ゆういん)する
野道 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一日も早くあすこから『この土手に登るべからず』という時代遅れの制札が取除かれ、自由に愉快に逍遙(しょうよう)漫歩(まんぽ)を楽しみ得るの日の来らんことを鶴首(かくしゅ)している次第である。
早稲田神楽坂 (新字新仮名) / 加能作次郎(著)
深夜の漫歩(まんぽ)……目的はない。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)