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漑
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そそ
ふりがな文庫
“
漑
(
そそ
)” の例文
そしてそれを沢山の
花圃
(
はなばたけ
)
や植木に
漑
(
そそ
)
がなければならなかった。その頃かかっていた病身な出戻りの姉娘の連れていた二人の子供の世話も、朝晩に為なければならなかった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
これを防ぐには山下の粘土を取り水にてよく泥に掻き立てその苗の上より水を
灌
(
そそ
)
ぐがごとく
漑
(
そそ
)
ぎ掛くれば泥ことごとく茎葉の上に乾き附いてあえて食う事なし、苗の生長には
障
(
さわ
)
らず
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
荒地に水を
漑
(
そそ
)
ぐを得、これに樹を植えて植林の実を挙ぐるを得ば、それで
事
(
こと
)
は成るのであります。
事
(
こと
)
はいたって簡単でありました。しかし簡単ではあるが容易ではありませんでした。
デンマルク国の話:信仰と樹木とをもって国を救いし話
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
〈
壠
(
ろう
)
種の羊西海に
出
(
い
)
づ、羊の臍を以て土中に
種
(
う
)
え、
漑
(
そそ
)
ぐに水を以てす、雷を聞きて臍系生ず、系地と連なる、長ずるに及び驚かすに木声を以てすれば、臍すなわち断ち、すなわち能く行き草を噛む
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
漑
漢検準1級
部首:⽔
15画
“漑”を含む語句
灌漑専用
灌漑水
灌漑
灌漑用
冷水灌漑
灌漑溝