“漁民”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうみん50.0%
ぎょみん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
費用は五十万の漁民りょうみんから一戸当り毎年二十銭ずつ、各道の官庁から切ってもらって、半官半民的に漁民の指導保護、福利増進に資すると同時に北は露領沿海州から、西は大連たいれん
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
藻屑もくずになった漁民りょうみんが何人あるかわからない……といった状態で、アレヨアレヨといううちに、対州鰤をアトカタもなくタタキ付けた連中が、今度は鋒先を転じて南鮮沿海の鯖をいまわし始めた。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「この間の法話も、もういちどお聞かせしてくらっせ」仏の法話を、漁民ぎょみんも農夫も、聞くのを楽しんだ。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)