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滋子
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しげこ
ふりがな文庫
“
滋子
(
しげこ
)” の例文
滋子
(
しげこ
)
は夫の
克彦
(
かつひこ
)
と
白耳義
(
ベルギー
)
にいたが、十二月もおしつまった二十九日の朝、アスアサ一〇ジパリニツクというやすの電報を受取ってびっくりした。
ユモレスク
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
清盛の妻時子の妹
滋子
(
しげこ
)
は、去年、
女御
(
にょご
)
として院の御一子を生みました。
憲仁
(
のりひと
)
親王(後、高倉天皇)がそれです。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頼朝、義経の運命とおなじく、幼少の折、醍醐寺に入れられていたが、やがて頼朝の幕府に召しだされ、
還俗
(
げんぞく
)
して、北条時政のむすめ政子の妹、
滋子
(
しげこ
)
と結婚したのであった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
時信も、そうだとすれば、禍は、姫の時子にも
滋子
(
しげこ
)
にも、かたちをかえて、因果しているものといえよう。——清盛には、自分の
生
(
お
)
い立ちにかえりみて、充分に、うなずける。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『さきほど、泉殿で、見かけられたであろうが、これが姉の姫じゃ、時子というてな。……え? 妹かの。
滋子
(
しげこ
)
の方は、まだ、まことに、幼のうてな。呼ばせても、ここへ来おるまい。まあまあ呼ばいでもよい』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
滋
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“滋”で始まる語句
滋
滋養
滋味
滋賀津彦
滋賀
滋幹
滋養物
滋養浣腸
滋野
滋蔓