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滊車
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きしゃ
ふりがな文庫
“
滊車
(
きしゃ
)” の例文
小林
(
こばやし
)
ぬしは明日わが隊とともにムッチェンのかたへ立ちたまふべければ、君たちの中にて一人塔の
顛
(
いただき
)
へ
案内
(
あない
)
し、粉ひき車のあなたに、
滊車
(
きしゃ
)
の
烟
(
けぶり
)
見ゆるところをも見せ玉はずや
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
買ひて見れば、国王ベルヒの城に
遷
(
うつ
)
りて、
容体
(
ようだい
)
穏なれば、侍医グッデンも護衛を
弛
(
ゆる
)
めさせきとなり。
滊車
(
きしゃ
)
中には湖水の
畔
(
ほとり
)
にあつさ避くる人の、物買ひに府に出でし帰るさなるが多し。王の
噂
(
うわさ
)
いと
喧
(
かまびす
)
し。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
滊
部首:⽔
13画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“滊”で始まる語句
滊船
滊笛
滊角
滊罐
滊‐機