“湯鳴”の読み方と例文
読み方割合
ゆな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陣屋の板庇いたびさしから白い月がさしている。秀吉はそういいながら湯鳴ゆなりする釜の前にしばしかしこまっていた。陣中でも折々は茶に集まったが、かくの如く秀吉が素直すなおせきとして見せたことはない。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)