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湯衣
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ゆかた
ふりがな文庫
“
湯衣
(
ゆかた
)” の例文
「御気分が悪そうね。何うかしたのですか。
湯衣
(
ゆかた
)
にお着換えなさいまし。それとも、お寒いようなら、
褞袍
(
どてら
)
になさいますか。」
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
女は荒い中形模様の
湯衣
(
ゆかた
)
を着て、殆ど仰向きに倒れている。併し、着物が膝の上の方までまくれて、
股
(
もも
)
がむき出しになっている位で、別に抵抗した様子はない。
D坂の殺人事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
翌朝、昨夜の怪物の跡を検せんとて戸外に出でて見れば、己の
湯衣
(
ゆかた
)
を縦横に切りて地に落とし置きたり。
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
甲乙
(
ふたり
)
は
噴飯
(
ふきだ
)
して、申し合したように
湯衣
(
ゆかた
)
に着かえて
浴場
(
ゆどの
)
に逃げだして
了
(
しま
)
った。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「御気分が悪さうね。何うかしたのですか。
湯衣
(
ゆかた
)
にお着換へなさいまし。それとも、お寒いやうなら
褞袍
(
どてら
)
になさいますか。」
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“湯衣”で始まる語句
湯衣地