“温室（をんしつ）” の例文

苦勞してその温室（をんしつ）から運んで來たに違ひないものであつた。

ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)

更に他のものは温室（をんしつ）に收容したる負傷者の風（ふう）ありて

牧羊神 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)

わが願（ねがひ）の羊群（やうぐん）は温室（をんしつ）の内に在りて

牧羊神 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)

雪の上（うへ）なる温室（をんしつ）の心地す。

牧羊神 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)

“温室”の意味

《名詞》
温 室（おんしつ）

植物を栽培するなどの目的で保温設備をした建物。
(出典:Wiktionary)

“温室”の解説

温室（おんしつ）とは、内部の温度を一定に保てるようにしたガラスやプラスチックフィルムなどで作られた建物。多くの場合、温度を上げることで、農家が農作物を栽培するために使用する他、植物園で暖かい地方の植物を展示・研究するのに利用される。
日本では、木や障子紙などで作られたものを暖室（おかむろ）や唐室（とうむろ）という。
(出典:Wikipedia)

温	常用漢字 小３ 部首:⽔ 12画
室	常用漢字 小２ 部首:⼧ 9画