渓河たにがは)” の例文
旧字:溪河
世中よのなかそむかせたまふ御便宜おんたよりとして、いよ/\法海の深みへ渓河たにがはの浅きに騒ぐ御心を注がせたまひ、彼岸の遠きへ此の汀去りかぬる御迷を船出せさせ玉ひて
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)