“清麿”の読み方と例文
読み方割合
きよまろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よろしい、何か一つ探してみよう。清麿きよまろはどうだな、山浦の清麿——つまり四ツ谷正宗」
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
弟子はないし先代の相槌あいづちだった村安は、上方へ行ってしまったし、やむなく百を、十歳の時から、江戸で四谷正宗といわれる新刀鍛冶かじでは名人の山浦清麿きよまろの手もとへ、仕込に預けたのだった。
野槌の百 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『山浦清麿きよまろ
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)