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清浄無垢
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しょうじょうむく
ふりがな文庫
“
清浄無垢
(
しょうじょうむく
)” の例文
旧字:
清淨無垢
貴君
(
あなた
)
などは、
凡
(
すべ
)
ての責任を妾に負わせようと遊ばす。妾が、
清浄無垢
(
しょうじょうむく
)
な青木さんを迷わしたようなことをお云いになる。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
そのはにかんでいる様子は、今日まで多くの男をだまして来た女とは露ほども見えないで、
清浄無垢
(
しょうじょうむく
)
の
乙女
(
おとめ
)
がその衣物を一枚一枚
剥
(
は
)
がれて行くような優しさであった。
耽溺
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
それを一枚一枚脱ぎ去って、
清浄無垢
(
しょうじょうむく
)
の魂を見出した時に、初めて、その魂に着せる着物が恵まれねばなりませぬ、そのとき恵まれた着物のみが、本当に私の着物でございます。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
由来子供は——殊に少女は二千年
前
(
ぜん
)
の今月今日、ベツレヘムに生まれた
赤児
(
あかご
)
のように
清浄無垢
(
しょうじょうむく
)
のものと信じられている。しかし彼の経験によれば、子供でも悪党のない
訣
(
わけ
)
ではない。
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
浄
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
“清浄”で始まる語句
清浄
清浄身
清浄潔白
清浄界
清浄道
清浄光
清浄土
清浄心
清浄観
清浄妙法