トップ
>
清河
>
せいか
ふりがな文庫
“
清河
(
せいか
)” の例文
始めは
清河
(
せいか
)
の
崔氏
(
さいし
)
の
女
(
むすめ
)
と一しょになりました。うつくしいつつましやかな女だったような気がします。そうして
明
(
あく
)
る年、
進士
(
しんし
)
の試験に及第して、
渭南
(
いなん
)
の
尉
(
い
)
になりました。
黄粱夢
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
以前、
清河
(
せいか
)
県の大金持ちの家に小間使いをしていた時から、あの
娘
(
こ
)
はお針が上手なんですとさ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
清河
(
せいか
)
の
宋士宗
(
そうしそう
)
という人の母が、夏の日に浴室へはいって、家内の者を遠ざけたまま久しく出て来ないので、人びとも怪しんでそっと
覗
(
のぞ
)
いてみると、浴室に母の影は見えないで
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「つい去年、
清河
(
せいか
)
県から引っ越して来た夫婦者。ずいぶん世間にはいろんな夫婦の組み合せもありますけどさ、武大と金蓮みたいなのは、なんの因果といっていいやら、縁結びの神さまも、ずいぶん罪な
真似
(
まね
)
するもんですね」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
“清河”で始まる語句
清河県
清河原
清河橋
清河八郎