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清正公様
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せいしょうこうさま
ふりがな文庫
“
清正公様
(
せいしょうこうさま
)” の例文
旧字:
清正公樣
船のつけてあるところは、三河様よりこっちよりの細川邸の
清正公様
(
せいしょうこうさま
)
のそとのところだった。夕潮が
猪牙船
(
ちょき
)
の横っぱらをザブンザブンとゆすっていた。
旧聞日本橋:17 牢屋の原
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
僕は始め
清正公様
(
せいしょうこうさま
)
にいるかったいの
乞食
(
こじき
)
がお金をねだる
真似
(
まね
)
をしているのかと思った。それでもあのおしゃべりの八っちゃんが口をきかないのが変だった。
碁石を呑んだ八っちゃん
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
家の近くに法華寺の
清正公様
(
せいしょうこうさま
)
のお堂があり、そこのお堂の縁をメンコの道場として夢中になった。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此の日芸者小兼は早く起きて白金の
清正公様
(
せいしょうこうさま
)
へお
詣
(
まいり
)
に
行
(
ゆ
)
きました。一体芸者
衆
(
しゅ
)
は朝寝ですが、其の日は心がけて早く起き、まだ下女が
焚付
(
たきつ
)
けて居て
御飯
(
ごぜん
)
も出来ないくらいの所へ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“清正公”で始まる語句
清正公
清正公樣