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清和源氏
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せいわげんじ
ふりがな文庫
“
清和源氏
(
せいわげんじ
)” の例文
公暁は頼家の遺子であるが、実朝は父の敵であるとそそのかされて決行したものの、それはまた将軍
弑逆
(
しぎゃく
)
の
謀叛人
(
むほんにん
)
という名儀でほろぼされた。
清和源氏
(
せいわげんじ
)
の正統はここに絶えた。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
『何うぞお願い致します。私の家は今は東京で商売をやっていますが、先祖は代々近江にいて、
清和源氏
(
せいわげんじ
)
の
末裔
(
まつえい
)
でございます』とかと、系図まで
曝
(
さら
)
け出して血相を変えていた。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
本来なら土井鉄之助は、越前大野の四万一千石をつぐはずだったが、
継母
(
ままはは
)
のために
廃嫡
(
はいちゃく
)
され、いっそ気楽な世わたりをしようと、非人の境涯へ身を落したが、もとを正せばおなじ
清和源氏
(
せいわげんじ
)
。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
宿直をして
鼻垂
(
はなった
)
れ
小僧
(
こぞう
)
にからかわれて、手のつけようがなくって、仕方がないから泣き寝入りにしたと思われちゃ一生の名折れだ。これでも元は
旗本
(
はたもと
)
だ。旗本の元は
清和源氏
(
せいわげんじ
)
で、
多田
(
ただ
)
の
満仲
(
まんじゅう
)
の
後裔
(
こうえい
)
だ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“清和源氏”の解説
清和源氏(せいわげんじ)は、第56代清和天皇の皇子・諸王を祖とする源氏氏族で、賜姓皇族の一つ。姓(カバネ)は朝臣。
(出典:Wikipedia)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
源
常用漢字
小6
部首:⽔
13画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
“清和”で始まる語句
清和