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清々
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せい/\
ふりがな文庫
“
清々
(
せい/\
)” の例文
さぞ
清々
(
せい/\
)
するだらうと言つた、そんな事しか考へて居なかつたのですが、行つて見ると、それどころの騷ぎではありません。
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
頭
(
あたま
)
へ
香
(
にほひ
)
のする
油
(
あぶら
)
を
塗
(
ぬ
)
られて、
景氣
(
けいき
)
のいゝ
聲
(
こゑ
)
を
後
(
うしろ
)
から
掛
(
か
)
けられて、
表
(
おもて
)
へ
出
(
で
)
たときは、それでも
清々
(
せい/\
)
した
心持
(
こゝろもち
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
国に
居
(
お
)
れば田舎侍だから美食美服は出来んばかりでは無い、一体若い時分からそういう事は嫌いじゃ、斯ういう
清々
(
せい/\
)
とした処を見るが何よりの楽しみじゃの
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
はじめ彼女は、私の弁解を素直にきいて、では少しの間待つてゐておくれ、一汗絞つて
清々
(
せい/\
)
としてから今度こそは面白く相手になつて遊ぶからといふ約束だつた。
海棠の家
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
そのお蔭で大層氣分が
清々
(
せい/\
)
して來た、ちやうど葡萄酒を飮んだ巨人のやうに。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
々
3画
“清々”で始まる語句
清々淙々