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添書
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てんしよ
ふりがな文庫
“
添書
(
てんしよ
)” の例文
尤
(
もつと
)
も大隈伯にでも頼んだら、二つ返事で地獄の門番に
添書
(
てんしよ
)
だけは書いて呉れるかも知れない。あの人は人に親切を尽すといふ事は、
添書
(
てんしよ
)
をつける事だと
弁
(
わきま
)
へてゐるのだから。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
玄関に
狗
(
いぬ
)
を
繋
(
つな
)
いでゐる
家
(
うち
)
、九官鳥を飼つてゐる
家
(
うち
)
、
汚
(
むさ
)
くるしい書生を飼つてゐる
家
(
うち
)
、猫がぞろ/\這ひ出して来る
家
(
うち
)
——そんな
家
(
うち
)
へは
添書
(
てんしよ
)
をつけて悪魔でも送つてやり度くなる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
むかし柴田
是真
(
ぜしん
)
が鈴木南嶺の
添書
(
てんしよ
)
を持つて京都へ入つて来た。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“添”で始まる語句
添
添乳
添削
添寝
添臥
添状
添刪
添水
添下
添合