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てんしよ
ふりがな文庫
“てんしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
添書
50.0%
篆書
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
添書
(逆引き)
尤
(
もつと
)
も大隈伯にでも頼んだら、二つ返事で地獄の門番に
添書
(
てんしよ
)
だけは書いて呉れるかも知れない。あの人は人に親切を尽すといふ事は、
添書
(
てんしよ
)
をつける事だと
弁
(
わきま
)
へてゐるのだから。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
玄関に
狗
(
いぬ
)
を
繋
(
つな
)
いでゐる
家
(
うち
)
、九官鳥を飼つてゐる
家
(
うち
)
、
汚
(
むさ
)
くるしい書生を飼つてゐる
家
(
うち
)
、猫がぞろ/\這ひ出して来る
家
(
うち
)
——そんな
家
(
うち
)
へは
添書
(
てんしよ
)
をつけて悪魔でも送つてやり度くなる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
むかし柴田
是真
(
ぜしん
)
が鈴木南嶺の
添書
(
てんしよ
)
を持つて京都へ入つて来た。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
てんしよ(添書)の例文をもっと
(1作品)
見る
篆書
(逆引き)
そこで其の定窯の鼎の台座には、友人だつた李西涯が
篆書
(
てんしよ
)
で銘を書いて、
鐫
(
ゑ
)
りつけた。李西涯の銘だけでも、今日は勿論の事、当時でも珍重したものであつたらう。
骨董
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
てんしよ(篆書)の例文をもっと
(1作品)
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