“淑芳”の読み方と例文
読み方割合
しゅくほう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素性すじょうを聞くともと奉化県ほうかけん州判しゅうはんむすめで、姓は、名は麗卿れいきょうあざな淑芳しゅくほうじょちゅうの名は金蓮きんれんであると云った。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
わたくしの姓はあざな麗卿れいけい、名は淑芳しゅくほうと申しまして、かつて奉化ほうか州のはん(高官が低い官を兼ねる)を勤めておりました者の娘でございますが、父は先年この世を去りまして、家も次第に衰え
世界怪談名作集:18 牡丹灯記 (新字新仮名) / 瞿佑(著)
わたくしの姓はあざな麗卿れいけい、名は淑芳しゅくほうと申しました。