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淑徳
ふりがな文庫
“淑徳”の読み方と例文
読み方
割合
しゅくとく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅくとく
(逆引き)
そうかと思うと持参金が欲しいような気分を打ち消して、なにあの令嬢の
淑徳
(
しゅくとく
)
を慕うのさとすましきっています。それで偽善でも何でもない、両方共
真面目
(
まじめ
)
だから面白いものです。
創作家の態度
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかも、その婚約の婦人は
淑徳
(
しゅくとく
)
のほまれ高く、秀麗並びなき美人と
承
(
うけたまわ
)
るのであります
白髪鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その他
淑徳
(
しゅくとく
)
の高い故伊藤公爵の夫人梅子も前身は
馬関
(
ばかん
)
の芸妓小梅である。山本権兵衛伯夫人は品川の妓楼に身を沈めた女である。桂公爵夫人加奈子も名古屋の
旗亭香雪軒
(
きていかせつけん
)
の養女である。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
淑徳(しゅくとく)の例文をもっと
(4作品)
見る
淑
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
“淑”で始まる語句
淑
淑女
淑景舎
淑芳
淑均
淑貞
淑雅
淑美
淑子
淑慕
“淑徳”のふりがなが多い著者
夏目漱石
長谷川時雨
江戸川乱歩