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涜神
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とくしん
ふりがな文庫
“
涜神
(
とくしん
)” の例文
じゃこっぷの中途から救われてガルシア・モレノに甲板した僕と鞄が、LO! こうまた国際的
涜神
(
とくしん
)
語を吐き出していた。
踊る地平線:08 しっぷ・あほうい!
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
彼の足が
涜神
(
とくしん
)
的にまでがに股であることと、「天鉄」で魚の頭や尻尾のてんぷらを注文する男であることに気がついた。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そして、円廊に開かれている
扉際
(
とぎわ
)
に立ち、じっと前方に瞳を凝らしはじめた。円廊の対岸には、二つの驚くほど
涜神
(
とくしん
)
的な
石灰面
(
フレスコ
)
が壁面を占めていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
そこで私は、不幸にも且つ誤謬的に、
涜神
(
とくしん
)
語の範疇に入れられてある古い純然たるサクソンの表現を、語気強く使用した。私が癇癪を起したのを見て、助手は微笑した。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
苛酷なセラピオン師は実に
悪
(
にく
)
むべき
涜神
(
とくしん
)
の行為を働いているように感じられ、われわれの上に重く渦巻いている黒雲のうちから雷火がひらめき来たって、彼を灰にしてしまえと
世界怪談名作集:05 クラリモンド
(新字新仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
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涜神
(
とくしん
)
の名を取るよりも自分の思想の滅亡を好んだのだった。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
彼の足が
涜神
(
とくしん
)
的にまでがに股であることと、「天鉄」で魚の頭や尻尾のてんぷらを注文する男であることに気がついた。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
LO! 国際的
涜神
(
とくしん
)
語がまた僕の
嘴
(
くちばし
)
を
歪
(
ゆが
)
めた。なぜって君、夜の港は一めんのインク——
青・黒
(
ブルウ・ブラック
)
—— だろう。そこにぴちぴち
跳
(
は
)
ねてるのは
鰯
(
いわし
)
の散歩隊だろう。
踊る地平線:08 しっぷ・あほうい!
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
というよりもむしろ
涜神
(
とくしん
)
的なまるみやふくらみが、私の視覚をとらえて放さなかった。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それでもなお彼女たちの
逞
(
たくま
)
しい肉躰、特に第二次性徴と呼ばれる部分のよく発達した、魅惑的な、というよりもむしろ
涜神
(
とくしん
)
的なまるみやふくらみが、私の視覚をとらえて放さなかった。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“涜神”の意味
《名詞》
「瀆神」の別表記。
(出典:Wiktionary)
涜
漢検準1級
部首:⽔
10画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“涜神”で始まる語句
涜神罪
涜神者