“海魚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うみうお66.7%
うみざかな33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土地の女子供はそれを見つけて拾って来る。ここらは海の遠い所ですが、鳥のおかげで、案外に海魚うみうおの新らしいのを拾うことが出来ると云うのは、何が仕合わせになるか判りません。
半七捕物帳:68 二人女房 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
お魚のグレーと申してたいとかすずきとかさばとかぼらとかかれいとか比良目ひらめとか川魚かわうおならばこいとかますとかやまめとかさけとかいうようなもので肉に膠分にかわぶんの多い種類を択びまして海魚うみうおならば背から開いて骨を抜いて塩胡椒を
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
夕食にまぐろ刺身さしみがつく。十年ぶりに海魚うみざかなの刺身を食う、と片山さんが嘆息する。汽車の御馳走だ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)