大正三年十月浚渫の際まで其のまゝに放置せられ、発掘せる木根所々に散在し、井戸の傍に一条の小径ありて雑草中を南北に縦貫し居たりと云う。
運河の河岸に片寄せられた浚渫船の赤錆びたクレーンの上に、鴎が二三羽とまっている。暗澹たる黒い空のなかでそれが、二つの白い点のように鮮かに浮び上っている。
“浚渫”の意味
《名詞》
河川などの水底の土砂などを浚うこと。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“浚渫”の解説
浚渫(しゅんせつ、dredging)は、港湾・河川・運河などの底面を浚(さら)って土砂などを取り去る土木工事のことである。浚渫作業用の船舶を浚渫船(しゅんせつせん)という。
(出典:Wikipedia)
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