“活禅”の読み方と例文
読み方割合
かつぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘘とたら、この世はないからな。——いや御主君に一命をさし上げている侍奉公の身には、かりそめにも虚無観があってはなるまい。わしのぜんは、ゆえに、活禅かつぜんだ。娑婆しゃば禅だ、地獄禅だ。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)