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かつじ
ふりがな文庫
“
活字
(
かつじ
)” の例文
ほかの子供達には四角で
堅
(
かた
)
くてぴんとした紙に
活字
(
かつじ
)
で刷った修業証をくれたのだが、私のだけは、半紙を二つ折にして、筆で何か小さく書いたものだったのだ。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
六時がうってしばらくたったころ、ジョバンニは
拾
(
ひろ
)
った
活字
(
かつじ
)
をいっぱいに入れた
平
(
ひら
)
たい
箱
(
はこ
)
をもういちど手にもった紙きれと引き合わせてから、さっきの
卓子
(
テーブル
)
の人へ
持
(
も
)
って来ました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「恐ろしいものです。絹子さん、あなたは
活字
(
かつじ
)
の信者になっちゃあいけませんよ」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
小さなピンセットでまるで
粟粒
(
あわつぶ
)
ぐらいの
活字
(
かつじ
)
を
次
(
つぎ
)
から
次
(
つぎ
)
へと
拾
(
ひろ
)
いはじめました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ジョバンニは何べんも
眼
(
め
)
をぬぐいながら
活字
(
かつじ
)
をだんだんひろいました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“活字”の解説
活字(かつじ、movable type、moveable type、en: links=no)とは、狭義として活版印刷に用いる凸型の字型。
広義には写真植字の文字盤やデジタルフォントなど、文字を同一の字形で繰り返し(印刷物やディスプレイ上で)表現するもの全般。
活版印刷の技術や手順全般については活版印刷を、印刷された本については刊本を、印刷された文章についてはテクストを、それぞれ参照のこと。
(出典:Wikipedia)
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
“活字”で始まる語句
活字引
活字函
活字本