洪恩こうおん)” の例文
そのこれを責むる箇条を聞けば、「妊娠中に母を苦しめ、生まれて後は三年父母のふところを免れず、その洪恩こうおん如何いかん
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
洪恩こうおんの大、老生が世を退しりぞきましたのちも、忘れは仕りませぬ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)