トップ
>
洞穴
>
うろ
ふりがな文庫
“
洞穴
(
うろ
)” の例文
樵夫
(
きこり
)
の
斧
(
をの
)
が深く幹に
喰
(
く
)
ひ込むやうになると、急にばた/\と音がして、
洞穴
(
うろ
)
のなかから何か飛び出した物がある。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
さみしさ凄さはこればかりでもなくて、曲りくねッたさも悪徒らしい古木の
洞穴
(
うろ
)
には
梟
(
ふくろ
)
があの
怖
(
こわ
)
らしい両眼で月を
睨
(
にら
)
みながら
宿鳥
(
ねとり
)
を引き裂いて
生血
(
なまち
)
をぽたぽた……
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
だん/\掘つて
往
(
ゆ
)
くうちに、椎の木のなかが深い
洞穴
(
うろ
)
になつてゐるのに気が
注
(
つ
)
いた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「
奴
(
やつこ
)
さん、巣をくつてたな、
洞穴
(
うろ
)
のなかへ。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“洞穴”の意味
《名詞》
(どうけつ)洞窟。
ほらあな 参照。
(出典:Wiktionary)
“洞穴(
洞窟
)”の解説
洞窟(どうくつ、en: cave, grotto, cavern)とは、地中にある一定の大きさの空間。洞穴(どうけつ、ほらあな)とも言う。一般には地下空間のうち人間が入ることが可能なものをいい、洞口の長径が奥行きよりも小さければ洞長2m程度でも洞窟と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
洞
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
“洞穴”で始まる語句
洞穴口