トップ
>
洋一
>
よういち
ふりがな文庫
“
洋一
(
よういち
)” の例文
午
(
ひる
)
過ぎになってから、
洋一
(
よういち
)
が
何気
(
なにげ
)
なく茶の
間
(
ま
)
へ来ると、そこには今し方帰ったらしい、夏羽織を着た父の
賢造
(
けんぞう
)
が、長火鉢の前に坐っていた。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
医者が雨の中を帰った
後
(
のち
)
、慎太郎は父を店に残して、急ぎ足に茶の間へ引き返した。茶の間には今度は叔母の側に、
洋一
(
よういち
)
が巻煙草を
啣
(
くわ
)
えていた。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雨降りの午後、今年中学を卒業した
洋一
(
よういち
)
は、二階の机に背を
円
(
まる
)
くしながら、
北原白秋
(
きたはらはくしゅう
)
風の歌を作っていた。すると「おい」と云う父の声が、突然彼の耳を驚かした。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
“洋”で始まる語句
洋燈
洋傘
洋杖
洋袴
洋服
洋盃
洋灯
洋卓
洋琴
洋