“泥沫”の読み方と例文
読み方割合
はね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泥沫はねをあげて左膳を襲い、そのダッとなるところをすかさず、泰軒をうながして母家おもやえんへ駈けあがった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
やい、寅。てめえのような半端はんぱ人足を相手にして、泥沫はねをあげるのもいやだと思って、お慈悲をかけてやりゃあ際限がねえ。おれは立派に御用の十手を持っているが、てめえを
半七捕物帳:09 春の雪解 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)