“泥飛沫”の読み方と例文
読み方割合
どろしぶき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……ち、畜生っ」と起きあがってくるのを、二度目の靴先が、さらに一しゅうを与えると、亭主の影の見失われたどぶから黒い泥飛沫どろしぶきがたかくあがった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ざ、ざ、ざッ——と泥飛沫どろしぶきが二千の甲冑かっちゅうに煙り立った。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)