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法相
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ほっそう
ふりがな文庫
“
法相
(
ほっそう
)” の例文
この寺の院主
観覚得業
(
かんがくとくごう
)
という人は延暦寺に学んだ者であるが、そこでは望みが遂げ難いと思って、南都に移って、
法相
(
ほっそう
)
を学んで卒業した。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
仏を焼き、寺を焼いた炎は虚空に舞いあがり、煙は天に満ちて見る人の目をそむけしめ、聞く人を
呆然
(
ぼうぜん
)
たらしめた。
法相
(
ほっそう
)
三論の経典も一巻残らず兵火に消えた。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
太夫房
覚明
(
かくみょう
)
が、都を離れる時に改めた名で、そのむかし木曾殿の猛将として三軍を叱咤した彼も、今では、まったく善信の
法相
(
ほっそう
)
をうけて、この配所では、誰よりも彼が高弟であると共に
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
日本戒律宗の祖鑑真は唐より薬物多く将来し、失明後も
能
(
よ
)
く
嗅
(
か
)
いで真偽を別ち、火葬の節異香山に満ちた。
元興寺
(
がんごうじ
)
の守印は学
法相
(
ほっそう
)
、
倶舎
(
くしゃ
)
を兼ねた名僧で、不在中に来た客を鼻で聞き知った。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“法相”の意味
《名詞》
法 相(ほうしょう)
法務大臣 の略称。相#意義 も参照。
(出典:Wiktionary)
“法相(法務大臣)”の解説
法務大臣(ほうむだいじん、en: Minister of Justice)は、日本の法務省の長および主任の大臣たる国務大臣。略称は法相(ほうしょう)である。
(出典:Wikipedia)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“法相”で始まる語句
法相宗
法相華文蒔絵