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油井
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あぶらい
ふりがな文庫
“
油井
(
あぶらい
)” の例文
油井
(
あぶらい
)
伯爵の遺稿を整理していた山田
三造
(
さんぞう
)
は、机の上に積み重ねた新聞雑誌の
切抜
(
きりぬき
)
や、原稿紙などに書いたものを、あれ、これ、と眼をとおして、それに
朱筆
(
しゅふで
)
を入れていた。
雨夜草紙
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
一二年
前
(
ぜん
)
山田の先輩の
油井
(
あぶらい
)
伯が
歿
(
な
)
くなった時分、伯爵邸へ集まって来たもとの政友の一人に
訊
(
き
)
くと、もう
歿
(
な
)
くなったと云ったのでほんとうに死んだものだと思っていたところであった。
雨夜続志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“油井”の意味
《名詞》
油 井 (ゆせい)
石油を採取するために掘った井戸。
(出典:Wiktionary)
“油井”の解説
油井(ゆせい)とは、油田において原油を採掘するために使う井戸のこと。地上もしくは海上から油層(原油を含有する地層)にボーリング穴を穿ち、パイプが入れられる。原油は、このパイプを通じて取り出される。
(出典:Wikipedia)
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
“油”で始まる語句
油
油揚
油断
油然
油壺
油画
油火
油蝉
油斷
油単